合間縫う腑に落ちない音楽

肩透かしのカタストロフィは続く

音楽

アメリカの音楽院で権勢を振るう東洋系美人演奏家たち

最近、NEC室内オーケストラの動画をよく見ている。といっても日本の電機メーカーではない。ニューイングランド音楽院のオーケストラのことだ。 つまりアマチュアの学生なのだが、これがバカにならない水準で、特に弦楽合奏の曲はなかなか聴かせる。例えばシ…

東京大空襲とショスタコーヴィチ「ピアノ三重奏曲第2番」との戦慄すべき一致

日本の学校教育が戦争についてきちんと教えないのには、おそらく理由がある。それは、戦争の具体的な事実について知れば、日本だけでなく、アメリカの「戦争責任」や「戦争犯罪」について考える材料を与えることになってしまうからである。 少なくとも、次の…

ZARDの「負けないで」は社会主義リアリズムである

ZARDの「負けないで」がヒットしたとき、旧ソビエト連邦の「社会主義リアリズム」を思い出した。美術や音楽、文学というものは、すべからく「バカな労働者」にも理解でき「慰め」と「励まし」として機能しなければならないとする考え方である。 芸術というも…

椎名林檎はロッテ・レーニャへの道のりを歩いているという妄想

あるキーワードで検索したら自分のブログがヒットしたので、過去の記事に久しぶり目を通してみたが、面白くも何ともなく、ただ気恥ずかしくて仕方がない。いわゆるブロガーさんという人たちも、これと同じようないたたまれない気分を味わっているのだろうか…